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エコロジストになろう。

7月7日〜9日に開催される洞爺湖サミットでは、
“気象変動問題(温暖化問題)”が最重要テーマ。
あまりにもテーマが大きすぎて、
私たちは何を手始めにしたらよいのかと考えてしまうが、
とにかく身近なことからエコロジーな生活を実践したい。
ゴミを出さない、無駄に電気を使わない、
無農薬・有機野菜を食べる、エコカーに乗る―
大切なのは、こうしたことを「私なんかがしても」ではなく、
「私ぐらいはしよう」と思う、その意識である。

人、地域、企業をエコの視点でつなぎ
新しい関係性づくりを創造

インターネットで配信中小企業の温暖化防止策

 環境保全というテーマを考えるとき自分にできることは何か。「まずは地域を知ること」をキーワードに活動しているのが、NPO法人『えふネット福岡』だ。温暖化防止に取り組む福岡市内の企業や団体、個人を取材し、インターネット放送局「温暖化防止ふくおか市民放送局」で広く紹介する。

 企業内のエコ活動は一般の消費者からは見えにくいものだ。実際、すでに100近くあるコンテンツには名前をよく聞く企業も含まれるが、その取り組みは初めて知るものばかり。廃棄物を40種類まで細かく分別していたり、人感センサーやタイマー設置によるエネルギー浪費の削減、ノーマイカーデーやクールビズの具体的な実施例など、あの会社がそんな取り組みを?という新しい発見がある。

 大きなメディアが取り上げない中小企業の場合、地道な取り組みを消費者に知らせる機会が少ない。事務局長の蓼原典明さんは語る。「もちろん環境保全の活動は広告ではありません。しかし企業の努力を知ると、だったらあの会社の製品を買おう!という応援の気持ちが生まれますよね。地元企業とそこに暮らす人たちを事実を通して良い関係で結ぶこと。良好な地域活性は結果的に環境保全にもつながると考えます」。

家庭から地域、企業へ「知る」一歩から始まる

 同じくインターネット放送局として「九州地域力放送局」も運営する。より地域活性に焦点を絞ったサイトながら、ここにもエコロジーに関するトピックは多い。

 「例えば中小規模の建築会社にも省エネや建物の長寿命化を独自に展開している企業があります。顧客ニーズに応える企業努力で始めたことが、実はそのまま低炭素社会の実現にもつながっている」。取材の出会いを通して、自分の仕事がエコという視点から世の中へ貢献していることに初めて気づいたという声もあるとか。

 コンテンツは経営者などのインタビュー映像をメインに構成。生の声を届けることで、人と地域企業の見える関係づくりを目指す。「環境保全や温暖化防止は、一人ひとりが今できることをするのが基本」と蓼原さんは言う。地域企業や団体の環境への取り組みを知れば、応援という方法で個人ができることも家庭内から地域へと一歩広がる。意識のある企業が元気になれば、環境保全という大きな可能性も見えてくるに違いない。

特定非営利活動法人 えふネット福岡
■住所/福岡市中央区薬院2-4-15-601
■TEL/092・716・1350
http://fnet-fukuoka.net/
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